【ワーケーションの導入手順】企業側の注意点

ワーケーションやテレワーク導入手順 成功させるためにはルール制定が大切

ワーケーションの導入を検討している企業の中には、どのように始めればいいのかわからない方も多いかもしれません。そこで、ワーケーションやテレワークを企業へ導入する流れ・運用時の注意点についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ワーケーションやテレワークを企業へ導入する際の手順

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ワーケーションやテレワークを企業に導入する際の手順は以下のとおりです。

1.理解を深める

まずはワーケーションについての理解を深めましょう。

  • 導入した場合にどういった効果が得られるのか
  • 懸念事項はないのか
  • 万が一ワーケーションやテレワークが原因でトラブルが起こった場合はどうするのか など

ワーケーションやテレワークの導入後を想定した上で理解を深めることが大切です。

2.基本方針を作成

ワーケーションやテレワークは自由な働き方ではありますが、何をしてもいいというわけではありません。正しく運用するためには基本方針を作成する必要があります。作成した決まりについては社内で合意形成を行いましょう。

3.ルールを決定

ワーケーションやテレワークを実施した場合のルールを決めます。規定や運用方法、勤怠管理システムの整備など考えなくてはならないことは多いです。

  • 就業場所として認める場所はどこか
  • 就業規則
  • 申請の手順 など

スムーズに運用できるように細かくルールを決めましょう。

4.セキュリティの確認

社外で勤務をすることになるため、セキュリティ対策は欠かせません。どのように勤務をすればいいのか、セキュリティ教育と合わせてメンバーに対する説明を行いましょう。

5.職場風土の形成

ワーケーションやテレワークを導入した場合に、それを利用しやすい職場風土・雰囲気づくりをしましょう。誰も使っていないから自分も使わない…とならないようにすることが大切です。

6.制度導入実施

まずは、トライアル的に制度を導入してみましょう。部署を限定して取り組むのもおすすめです。実施しやすい部署から始めてみましょう。

7.PDCA

ワーケーションやテレワークによる効果や検証を行って、課題を把握します。利用を推進するために全体的な見直しを行いましょう。

これがワーケーションを導入する流れになります。

ワーケーションやテレワークを導入!運用する際の注意点

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ワーケーションやテレワークを運用する際は、以下の点に注意しなくてはいけません。

私的な時間と仕事の切り替え

ワーケーションやテレワークを導入したばかりだと、私的な時間と仕事を切り替えられないメンバーが多いかもしれません。特に、結局仕事中心の時間の使い方になってしまい、休みという実感を得られなくなってしまうケースが考えられます。対策としては、予定していた仕事以外は行わないようにさせる、追加で仕事を与えないようにするなどがあります。組織として私的な時間と仕事を切り替えさせる工夫をすることが大切です。

仕事範囲が不明確

仕事範囲が不明確だとワーケーション・テレワーク中の長時間労働を招いたり、リフレッシュできなかったりする可能性があります。そのため、上司に仕事中の報告を徹底させたり、膨大な業務をワーケーションに持ち込まないようにしたりする、といった工夫が必要です。

安全面

特にワーケーションはプライベートな時間が多くなる傾向にあるため、気が緩んでしまい怪我や事故につながることもあります。どこまでが労災なのかを明確にしておかないと、従業員とトラブルになってしまう可能性もあるので、ワーケーションやテレワーク中の怪我や事故に関しては扱いを明確にしておきましょう。また、そもそも怪我や事故をしないように社員に呼びかけるなど未然防止対策も大切です。

ワーケーションは、特殊な働き方です。導入したばかりだと、うまくいかないことの方が多いでしょう。そこで大切なのは、ワーケーションやテレワークの導入を取りやめることではなく、どうすれば改善できるのかを考えることです。注意点に気を配りつつ、ワーケーションやテレワークをうまく活用してみてください。

ワーケーションやテレワークの導入後、効果的に運用するために

ワーケーションやテレワークを効果的に運用するためには、リスクを極力まで減らすことが大切です。社員に対しては、それらを導入する意義をしっかりと説明しましょう。

ワーケーションやテレワークで仕事をするためには、通信環境が欠かせません。快適な通信環境構築についてお悩みのことがあれば、ぜひ株式会社グラナートアレンジメントにご相談ください。